人材派遣

1.施工管理者派遣業務

建設現場では様々な業者が様々な工事を行っています。しかし、それらの業者がそれぞれの都合で工事を行ってしまうと、設計者の意図を損なった建築物になってしまいます。そのような状況を引き起こさないよう、各工事を調整したり、施工状況をチェックするのが「施工管理」です。

施工管理について

施工管理は主に建築・電気設備・機械設備がそれぞれの施工管理を行います。
機械設備を例にすると、機械設備にて取りまとめる工事は衛生設備・空調設備で、それらの下には衛生配管・消火設備・外構配管・ダクト・空調配管・冷媒配管・保温・計装など様々な業者が存在します。「施工管理」はこれらの業者の工事工程の調整、工事品質のチェック行うだけでなく、建築・電気設備との工事工程の調整も行います。これらの調整が綿密に行われることによって、設計上の意図を汲み取った建築物を完成することが出来るようになります。
また、工事記録として施工中の状況写真を撮影したり、施工状況の報告書を作成したり、施工中の検査を行うのも「施工管理」の業務です。なお、上記の業務は「工程管理」及び「品質管理」と呼ばれます。

安全管理について

「工程管理」や「品質管理」の他にも重要な業務として「安全管理」があります。
建物の周囲に設置している足場ひとつとっても、法律によって足場の設置や使用方法が決められており、それらに対して法律を遵守するように管理いたします。また、夏季における屋外作業中の熱中症対策として、作業時間を管理し、定期的に休憩を促すなど建築現場内の方々が安全に作業できるよう、環境を整備することも「安全管理」に含まれます。

原価管理について

「原価管理」の業務も重要になります。いわゆる「お金」の管理です。
工程管理・品質管理・安全管理を問題なく遂行したとしても、それらにお金がかかりすぎてはその現場の評価は芳しくありません。
各業者との請負金額・資機材の購入金額などを管理し、工事予算内に収められるよう「原価管理」を行います。

2.CADオペレーター派遣業務

近年の作図作業(設計図・施工図など)は、CAD(コンピューター)を用いて図面を作成しており、その作成データを基に「建築」「電気設備」「機械設備」の図面の整合性を図るなど作図業務の効率化が進んでおります。
そのうえ、現場外の業者との図面の受け渡しなどにもCADデータ用いて行うため、現在の建設現場においてCADは必要不可欠なツールとなっています。
そして、CADの普及と共に年々CADオペレーターの需要は専門性が増し、施工方法や施工部材、関連法規に対する知識、経験を要求されるようになってきております。

施工図の作成について

現場でのCAD作業は「施工図」の作成が主になります。本来、施工図の作成は「施工管理」の業務に含まれますが、近年の「施工管理」における業務内容は多岐にわたるため、施工管理者のサポートとして施工図の作成を請け負います。

情報の共有化について

施工図の作図においては、設計図の把握や施工者との施工方針を共有することが重要になるため、業者間において綿密な打合せを行うと共に各種図面の取りまとめを行い、情報の共有化を図る必要があります。
これらのコミュニケーションを怠りますと、作成した図面は施工者・設計者の意図した物と異なったものになってしまいますので注意が必要になります。

完成図(竣工図)について

建築現場が終わりに差し掛かると、「完成図」の作成業務が始まります。これは、施工された内容にあわせて、設計図を修正する業務です。「完成図」は最終的には製本され、お客様へ提出いたします。
また、後に改修工事等を行う際には完成図を元に改修計画を立てるため、施工内容と相違のないよう正確な図面を作成いたします。

吉田昌

代表取締役 吉田 昌

1969年生まれ、岩手県出身。
日本大学在学中に、電気設備設計事務所のアルバイトを始める。アルバイト先の所長から「設備設計は近い将来、高い需要が得られる職業になる」という言葉もあり、設備設計を生涯の仕事とすることを決意する。大学を中退し、設備設計事務所へ入社。 2002年に設備設計事務所「アーキビルド」を設立し、現在に至る。

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